それでもあの街に後ろ髪を”惹かれる”
一体何してきたんだろう。
学校を卒業して地元に就職して来月で6年目になる。
少し前に学生の頃の友達とベロベロになるまで飲んだ。
過去の思い出を懐かしんだり近況を報告したり.....たわいもない話をしあえる仲って最高。
ちょうど6年前、地元に帰る前までの数週間、色んな人とお別れをする度に、悲しくて寂しくて最寄りの駅から家まで帰り道にポロポロ泣いていたことを思い出した。
みんなと出会えてよかったと本当に思ったし、ここから離れたくないと心底思った。
あの時の感情は今でも忘れられない。自分に正直に強い意志を持っていたら何か変わっていたかもしれないけれど、過去を引きずっていてもしょうがない。
この5年間で得た経験や出会いにも感謝している。視野が広がった。
それでもあの街に後ろ髪を”惹かれる”。
本当に色んな人がいて、チャンスがすぐそこにあるから。それぞれのやる気スイッチがオン状態の人が多いからかな。泥臭くても本気の人たちは本当にキラキラしている。
Netflixでfollowersをみて本当にやりたい事を見つめ直そうと思った。
自分が今いる世界は完全な男社会でフェミ発言をすると煙たがられる。現状維持が一番で変化することに驚くほど拒否感を持つ同調圧力にはもう御免だ。
さあ一歩を踏み出そう。
あのころ持てなかった強い意志をもって自分に正直に。